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路上試験コースの覚え方【2026年版】技能試験コース図は公開されている?卒業検定・一発試験の違いと合格基準

更新日

普通免許の路上試験(技能試験の路上部分)は、AT車で一般道路を4,500メートル以上走り、100点からの減点方式で70点以上(70パーセント以上)を取れば合格です(道路交通法施行規則第24条)。指定自動車教習所に通う人は教習所の卒業検定がこの路上試験にあたり、教習所に通わず試験場で受ける一発試験(飛び込み試験)の人は、仮免許の技能試験に合格した後、試験場周辺の道路で路上試験を受けます。

「路上試験のコースは事前に分かるのか」という疑問への答えは都道府県によって違います。大分県警察や福岡県警察(筑豊試験場)のように普通免許の路上試験コース図をPDFで公開している例がある一方、神奈川県警察や兵庫県警察が公開しているのは場内(仮免許など)のコース図が中心で、東京の府中・鮫洲では公式サイト上で路上コース図を確認できませんでした。この記事では、警察庁の通達、e-Govの法令、各都道府県警察の公開資料をもとに、路上試験コースの決まり方、コース図の公開状況、採点と試験中止項目、2025〜2026年の制度変更、そしてコースの覚え方を整理します。

路上試験までの2つのルート:卒業検定と一発試験

普通免許の技能(運転)の試験は、どこで免許を目指すかによって受ける場所と形が変わります。

指定自動車教習所に通う試験場で直接受ける(一発試験・飛び込み試験)
仮免許の技能教習所内コースでの修了検定運転免許試験場(運転免許センター)の場内コースでの仮免許技能試験
路上の技能教習所の検定コース(一般道路)での卒業検定試験場周辺の一般道路での路上試験(本免許の技能試験)
試験場で受けるもの適性試験と本免許の学科試験のみ(技能試験は免除)本免許の学科試験と技能試験の両方
路上練習の義務教習の中で路上教習を受ける受験前3か月以内に5日以上の路上練習(仮免許+資格のある同乗者)
合格後免許証の交付取得時講習を受けてから免許証の交付

道路交通法第97条の2により、指定自動車教習所の卒業証明書を持つ人は、その卒業検定を受けた日から1年以内であれば試験場の技能試験が免除されます。教習所ルートの人にとっての「路上試験」は、実質的に卒業検定のことです。

法令で決まっている路上試験の中身

技能試験の方法は道路交通法施行規則第24条に定められています。普通免許(AT車で行う部分)の試験項目は次の4つです。

走行距離は、普通免許のAT車部分が4,500メートル以上、準中型・中型免許のAT車部分が5,000メートル以上、普通仮免許のAT車部分が2,000メートル以上と定められています。ただし、途中で合格基準に届かないことが明らかになった場合は、全距離を走らせなくてよいとされています。つまり途中で試験が終わる=不合格と考えてください。

採点は「運転装置を操作する能力」「交通法規に従って運転する能力」「運転姿勢その他安全に運転する能力」について減点式採点法で行われ、普通免許の合格基準は70パーセント以上(一般に「100点満点から減点して70点以上」と説明されます)です。第二種免許は80パーセント以上、普通仮免許はAT車部分が70パーセント以上です。

2025〜2026年の制度変更:路上はAT車、MTは場内で追加

路上試験のコースはいくつあって、どう決まる?

試験場の路上試験コースは1本ではありません。富山県警察や青森県警察が公開している技能試験の実施基準(例規通達)では、普通免許などの技能試験について「課題設定条件がおおむね同等で、かつ、走行順路の異なるコースを3種類以上」設定することとされています。どのコースを走るかは受験者が選ぶものではありません。

同じ実施基準では、試験官は試験の開始前に試験コースの走行順路や試験中止事項を説明し、同乗して試験をする場合は、受験者に余裕があるタイミングで進行方向を明確に教示することになっています。また走行順路を間違えても、そのこと自体は減点されません。直近の道路を前進で迂回して正規の順路に戻りますが、戻るまでの運転も採点の対象です。

つまり路上試験は「道順を暗記できたか」の試験ではなく、「指示された道を安全・法規どおりに走れるか」の試験です。それでもコースの周辺道路を知っておく価値が大きいのは、一時停止の位置、右折待ちの多い交差点、車線の減少や進路変更が必要な場所、スクールゾーンや横断歩道などを先に知っていれば、指示を聞いてから慌てずに済むからです。

技能試験コース図は公開されている?都道府県別の例

2026年10月時点で各都道府県警察の公式サイトを確認した結果は次のとおりです。コース図は予告なく変わることがあるため、受験前には必ず最新版を公式サイトか試験場で確認してください。

都道府県・試験場公開されているもの普通免許の路上コース図
大分県(運転免許センター)普通・準中型・中型・大型の仮免許、本免許、限定解除などの技能試験コース図をPDFで掲載(2026年8月更新)あり(「普通第一種・本免許」)
福岡県(筑豊試験場)第一種・第二種の路上試験と場内試験課題、仮免許、限定解除、外国免許切替のコース図(2026年4月1日現在)あり(「準中型一種・普通一種 路上試験」)
神奈川県(二俣川の運転免許センター)普通仮免許などの仮免許、大型特殊、けん引、外国免許切替、限定解除の四輪車技能試験コース図掲載なし(掲載外のコースは受験申請時に技能試験受付で問い合わせるよう案内)
新潟県(運転免許センター)普通・準中型仮免許ほか各種仮免許、限定解除などのコース図掲載を確認できず
兵庫県(明石)仮免許、限定解除、外国免許切替の場内コース図掲載を確認できず
東京都(府中・鮫洲)路上練習申告書などの受験案内公式サイト上で確認できず
埼玉県(鴻巣)・大阪府(門真)直接受験の案内、路上練習申告書受験案内ページに掲載なし

当サイトでは著作権に配慮し、コース図やコースの道順そのものは転載していません。公開されているコース図は、ページ下の出典から各県警察のサイトで確認してください。

卒業検定のコース:教習所ではどう決まる?

指定自動車教習所の卒業検定は、教習所の周辺道路に設定された検定コースで、技能検定員が同乗して行います。採点の考え方は試験場の技能試験と同じく減点方式です。検定コースを事前に教えてくれるか、当日の指示だけかは教習所によって違うため、入校時の案内や掲示、指導員に「検定コースは何本あって、いつ発表されるか」を確認しましょう。事前にコースが分かる場合は、路上教習の中で同じエリアを走ったときに注意点をメモしておくのが有効です。

卒業検定に合格すると卒業証明書が交付され、1年以内に住所地の運転免許センターで適性試験と学科試験を受けます。技能の試験は免除されるので、試験場で路上試験を受けることはありません。

一発試験(飛び込み試験)の流れと路上試験

  1. 仮免許:適性試験・仮免許学科試験に合格した後、試験場の場内コースで仮免許の技能試験を受けます。新潟・神奈川・兵庫などは場内コース図を公開しています。
  2. 路上練習:仮免許を受けた人は、本免許の技能試験を受ける前の3か月以内に5日以上の路上練習をし、路上練習申告書を提出します(警視庁、埼玉県警察、大阪府警察)。練習中は、その車を運転できる免許を通算3年以上受けている人、または第二種免許を持つ人が助手席に同乗する必要があります(警視庁)。
  3. 本免許の学科試験と技能試験:技能試験は予約制の試験場が多く、埼玉県では運転免許センターの路上試験待合室に集合します。路上を走った後、方向変換または縦列駐車などの課題を行います(大分県の普通免許路上試験コース図にも場内課題が併記されています)。
  4. 取得時講習:合格後、免許証の交付前に取得時講習を受けます。埼玉県警察の案内では普通車講習が12,200円、応急救護処置講習が5,550円です。費用の全体像は運転免許の取得費用のページにまとめています。

採点:減点方式と「試験中止」になる行為

警察庁の採点基準(令和8年2月4日付け通達)では、減点細目ごとに路上と場内の減点数が定められています。路上試験の成績表では、次のような行為が試験中止の項目として並んでいます。

試験中止にならない減点でも、安全確認の不足(発進・進路変更・交差点・巻き込み)、合図の不履行や時期の誤り、速度超過や徐行違反、ふらつき、急ブレーキなどが積み重なると70点を下回ります。合図は、進路変更ではその3秒前、右左折では交差点の手前の側端から30メートル手前で出すと道路交通法施行令第21条で定められています。一時停止のポイントは一時停止・完全停止の正しいやり方で詳しく解説しています。

路上試験コースの覚え方:7つのコツ

SteerClearで試験場周辺の道路を練習する

SteerClear(iOS・Android)では、受験する試験場を選ぶと、その周辺の道路に採点つきの練習ルートを作成します。音声ナビで道案内をしながら、スマートフォンのセンサーで速度、ブレーキ、車線内の位置、安全確認を走行中にその場で採点するので、「指示された道を落ち着いて走る」路上試験に近い形で練習できます。ルートは試験場周辺の道路を使った練習用のもので、試験で走るコースそのものではありません。公開されているコース図がある地域では、コース図で全体を把握し、SteerClearの練習ルートで周辺の交差点や一時停止に慣れる、という組み合わせがおすすめです。

利用には有料サブスクリプション「SteerClear Pro」が必要です。仮免許で練習する場合は、必ず路上練習の条件(仮免許の携帯、資格のある同乗者)を守ってください。全国の試験場は試験場一覧から探せます。たとえば府中運転免許試験場、鮫洲運転免許試験場、神奈川県運転免許センター(二俣川)、埼玉県運転免許センター(鴻巣)、大阪府門真運転免許試験場、大分県運転免許センターのページがあります。試験全体の流れは日本の技能試験ガイド、アプリの比較は運転免許試験アプリの比較をご覧ください。

出典と更新方針

本ページは、警察庁の通達改正と各都道府県警察のコース図の掲載状況を定期的に確認して更新します。コース図の有無や試験の運用は試験場ごとに異なるため、最終的には受験する試験場の案内を確認してください。

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私たちのミッション:免許取得費用を下げる

上の数字で最も大きいのは有料の教習時間です。そして必要な時間数は、教習の合間に何をするかで変わります。SteerClearは実際の試験ルートでの計画的な練習で、払った1時間ごとに確実に上達できるようにし、本当のコストを下げるために存在します。免許取得が経済的な重荷であってはなりません。

FAQ

路上試験のコースは事前に分かりますか?

都道府県によって違います。大分県警察や福岡県警察(筑豊試験場)は普通免許の路上試験コース図をPDFで公開していますが、神奈川県警察や兵庫県警察が公開しているのは仮免許など場内のコース図が中心で、東京の府中・鮫洲では公式サイト上で路上コース図を確認できません。教習所の卒業検定のコースを事前に教えるかどうかは教習所ごとに異なります。

路上試験のコースは何種類ありますか?

富山県警察などが公開している技能試験の実施基準では、課題の条件がおおむね同じで走行順路の異なるコースを3種類以上設けることとされています。どのコースを走るかは受験者が選ぶものではありません。

路上試験で道を間違えたら不合格ですか?

道を間違えたこと自体は減点されません。技能試験の実施基準では、直近の道路を前進で迂回して正規の順路に戻ることになっており、戻るまでの運転は採点の対象です。慌てて急な進路変更をするほうが減点や試験中止につながります。

路上試験の合格点は何点ですか?

普通免許は70パーセント以上(100点からの減点方式で70点以上)が合格です。第二種免許は80パーセント以上です(道路交通法施行規則第24条第10項)。信号無視や一時不停止などの試験中止項目に当たると、その時点で不合格になります。

路上試験の走行距離はどれくらいですか?

道路交通法施行規則では、普通免許のAT車で行う部分は4,500メートル以上と定められています。合格基準に届かないことが途中で明らかになった場合は、全距離を走らずに試験が終わります。

卒業検定と一発試験の路上試験は何が違いますか?

卒業検定は指定自動車教習所が自校の検定コースで行う技能検定で、合格すると卒業証明書が交付され、1年以内なら試験場の技能試験が免除されます。一発試験では、仮免許取得後に3か月以内で5日以上の路上練習をしてから、試験場周辺の道路で本免許の技能試験(路上試験)を受けます。

一発試験の路上練習にはどんな条件がありますか?

仮免許を持ち、その車を運転できる免許を通算3年以上受けている人か第二種免許を持つ人を助手席に乗せて練習します。本免許の技能試験を受ける前の3か月以内に5日以上の練習が必要で、路上練習申告書を提出します(警視庁、埼玉県警察、大阪府警察の案内)。

MT免許でも路上試験はAT車ですか?

2025年4月1日からの方式では、MT免許の技能試験でもクラッチ・ギア操作以外の項目はAT車で行い、クラッチ・ギア操作はコース内でMT普通車を使って確認します。経過措置により当面は従来の方法も実施できるため、受験する試験場や教習所で確認してください。

何歳から路上試験を受けられますか?

2026年4月1日から、普通仮免許の取得と運転免許試験の受験は17歳6か月から可能になりました。ただし免許証が交付されるのは18歳になってからです。

SteerClearの練習ルートは試験のコースと同じですか?

いいえ。SteerClearは、選んだ試験場の周辺道路に採点つきの練習ルートを作るアプリで、試験で走るコースそのものではありません。音声ナビとスマートフォンのセンサーによる採点で、交差点や一時停止などの対処を練習するためのものです。利用には有料サブスクリプション「SteerClear Pro」が必要です。

出典

  1. e-Gov法令検索 – 道路交通法施行規則(第24条 技能試験:項目・距離・減点式採点・合格基準)
  2. e-Gov法令検索 – 道路交通法(第97条の2 運転免許試験の免除)
  3. e-Gov法令検索 – 道路交通法施行令(第21条 合図の時期及び方法)
  4. 警察庁 – 運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について(令和8年2月4日 丁運発第21号)
  5. 警察庁 – MT免許の技能試験等の方法の見直し
  6. 富山県警察 – 運転免許技能試験実施基準(コース3種類以上、走行順路の教示)
  7. 大分県警察 – 技能試験コース図
  8. 福岡県警察 – 筑豊試験場技能試験等コース図の掲載について
  9. 神奈川県警察 – 四輪車技能試験コース図
  10. 新潟県警察 – 運転免許センター コース図
  11. 兵庫県警察 – 技能試験場内コース図(明石)
  12. 警視庁 – 路上練習申告書(府中・鮫洲で直接受験する方)
  13. 警視庁 – 受験資格の年齢要件の引き下げ(17歳6か月)
  14. 埼玉県警察 – 普通免許試験(指定教習所を卒業されていない方)
  15. 大阪府警察 – 試験場で直接受験する方(普通免許)

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